「絶対に許されない行為だからこそ、興奮する」
あなたの奥底に眠る、そんな反社会的な衝動。
それを「完全合法」で解放できる場所があるとしたら？
筆者は普段、Tinderやタップル、ハッピーメールといった一般的なマッチングアプリを利用して出会いを楽しんでいます。正直なところ、今回紹介する「TABOO（タブー）」のような特殊なコミュニティサイトには、実際に足を踏み入れてはいません。
しかし、2002年の開設以来、20年以上にわたり運営され続けているこのサイトには、一般的な「出会い」とは対極にある、破壊的な衝動を持つ者たちの確かな需要があるようです。
今回は、この老舗SMコミュニティについて、公式サイトの作りやネット上の評判などの公開情報を基に、その特徴を分析・紹介します。「出会える」とは断言しません。あくまで、こういう世界があるという情報としてご覧ください。
Enchanté 分析評価
「目的が合致する人のための空間」
20年以上の運営歴があり、コアな愛好家が存在すると推測されます。ただし、料金設定や会員数非公開などの点から、一般的な恋愛や遊びを求める人にとっては出会える確率は未知数です。
第1章：TABOOとは？ 22年続く老舗の理由
移り変わりの激しい出会い系業界において、2002年から現在に至るまで運営を続けているという事実は、ある種の需要の証とも言えます。TABOOがこれほど長く続いている理由は、その明確なコンセプトにあると考えられます。
「ド変態マゾと自認する常識外のマゾ女性にご利用いただけているから」
公式サイトによれば、独自の集客網を持ち、一般的なマッチングアプリでは排除されてしまうような「ハードな性癖」を持つ層をターゲットにしているとのこと。
株式会社ネットエボリューションが運営するこのサイトは、DESIREやHEAVENといった姉妹サイトと同様のシステムを採用していますが、TABOOは特に「破壊的衝動の解放」に重きを置いているようです。
第2章：「凌辱」の実態：行われているとされるプレイ
閲覧注意
以下は、当事者間の合意の元で行われているとされるプレイの一例です。
同意のない行為は犯罪です。
絶対に真似をしたり、強要したりしないでください。
絞め技 (Choke)
後ろからの羽交い絞めも含め、窒息寸前まで首を絞める行為。性行為中に行うことで、極限状態での快感を求める者が多いとされる。
打撃 (Body Blow)
女性の下腹部を殴る、あるいは強く圧迫する行為。一般的な感覚では理解し難いが、双方の合意の上で「痛みによる快楽」を楽しむ層が存在する。
失神 (Faint)
首絞めプレイの延長線上にある、相手を意識不明にさせる行為。素人が行うと命に関わる危険な行為だが、このコミュニティでは「究極の委ね」として求められる場合がある。
これらは全て、事前にプロフィールやメッセージで詳細を確認し、お互いが「ハードな凌辱行為が好きである」と合意した上で行われているようです。
運営側も「最終的には当人同士の責任下において」としていますが、実際にこれらの行為を通じて「お互いの心身を満たすことができた」という報告も寄せられているとのこと。一般社会の倫理観とは異なる世界が広がっていると想像されます。
第3章：料金と規約の分析：19歳未満禁止の真意
利用を検討するにあたり、公式サイトに記載されている「ルール」と「コスト」を確認しておきましょう。
独自ポイントとコスト
料金体系は1ポイント＝10.8円（税込）の従量課金制です。
| アクション | 消費ポイント (Pt) | 日本円換算（目安） |
|---|---|---|
| メール閲覧 | 29 Pt | 約 313円 |
| メール返信 | 26 Pt | 約 280円 |
| メール1往復 | 55 Pt | 約 594円 |
| プロフィール閲覧 | 5 Pt | 約 54円 |
メール1往復で約600円程度。筆者が普段利用している一般的なマッチングアプリ（1通50円〜100円程度）と比較すると、かなり高めの設定と言えます。これを「選ばれし者の会費」と捉えるか、「高すぎる」と捉えるかで、このサイトへの適性は分かれるでしょう。
気になる利用規約の記述
利用規約にはいくつか注意すべき点があります。
- 年齢制限は19歳以上：高校生を除く18歳から利用可能なサイトが多い中、あえて「19歳以上」としています。より成人の責任能力を求めている証左かもしれません。
- PR広告への同意（第4条）：登録すると、運営以外のクライアントからの広告メールが届くことを承諾したとみなされます。
- 出会いの保証なし（第13条）：「本サービスはコミュニケーションの場を提供するものであり、出会いそのものを提供するものではない」と明記されています。
第4章：利用者のリアルな声（口コミ）
公式サイトなどで紹介されている利用者の声を見ると、このサイト特有の需要が見えてきます。
男性 / 35歳
「他には絶対にない環境」
「昔からレイプもののAVを見て興奮してました。SM的な風俗を利用してある程度満たしてはいますけど、SMプレイともまたちょっと違うので…本当の意味で満足できる機会が作れるこの環境は他には絶対にないと言えますね。」
男性 / 47歳
「トラブル回避の場所」
「暴力が好きってのはほんとどうしようもない癖なんだけど、生まれつき持ってしまっているんだからどうしようもないんだよね。正直昔からそれでトラブルも多々あったんだよな。ただ、TABOO凌辱のおかげで今は毎日スッキリよ。」
女性 / 29歳
「本気でやってくれないと萎える」
「犯されたい願望もあるし超ハードドMという自覚もあります。だから殴られたいし蹴られたいしなんでもされたくて。本気でやってくれないと萎えるので、期待出来る相手探しにと思って使い始めました。かれこれ2年近く…その間に楽しめた回数はもう20回くらいあるんじゃないですかね？一回やるとダウンタイム必要だから大変です笑」
※公式サイト等の声であり、全ての結果を保証するものではありません。
結論：興味があるならご自身の目で
TABOOは、社会生活の中では隠さなければならない激しい衝動を、同じ悩みを持つ者同士で共有するための特殊な場所のようです。
公式サイトの作り込みやネット上の評判、会員数が非表示である点などを総合的に判断すると、一般的な恋愛やライトな遊び相手を探す目的での利用は、出会える確率が低い可能性があります。
もしあなたが、ごく普通の出会いを求めているのであれば、筆者が普段利用しているハッピーメールやTinderなどの方が、目的に合致する近道かもしれません。
しかし、もしあなたが自身の特殊性癖に悩み、それを理解してくれる相手を渇望しているのであれば、TABOOがその受け皿になる可能性もゼロではありません。「出会えない」と断言はできません。
自己責任と相互の合意という絶対のルールを理解した上で、それでも興味がある方は、ご自身の目で確かめてみてはいかがでしょうか。
※上記は「SM・フェチ専門」の特殊なサイトです。目的が合うか確認の上、ご利用ください。
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